出産祝いのプレゼントは、毎回何を贈ったらいいのか悩むという人も多いのではないでしょうか。流行っているアイテムも気になるけど、定番も捨てがたいと迷うものですよね。そんなあなたにおすすめなのが、赤ちゃんと家族で楽しめる親子コーデです。ここでは出産祝いに贈るお揃いのプレゼントについて、選び方やおすすめのプレゼントについてご紹介したいと思います。
お揃いアイテムが喜ばれる理由
出産祝いというと、赤ちゃん向けのプレゼントを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、がんばったママに対する労いのプレゼントを渡す人も増えてきました。
でも、赤ちゃん用とママ用を探すのは難しいもの。そこでママはもちろん、家族全員が喜ぶものとしてお揃いアイテムが注目されてきたのです。
お揃いのプレゼントを渡すメリットには、いくつかのポイントがあります。
家族の絆が深まる
お揃いのアイテムは、文化祭のクラスTシャツを着るように同じものを着る、使うことによって家族の絆を深めるツールになります。昨今ではSNSで家族写真をシェアする人も増えているため、家族の一体感をアピールすることも可能!
家族でお揃いのアイテムを着て幸せそうな姿を見ると、思わず「いいね」を押してしまう人も多いのではないでしょうか。
写真に残して振り返れる
子供の成長記録を動画や画像で残していきますが、その中でも親子コーデはSNSに投稿すると、みんなから共感される写真のひとつになります。
たくさんの思い出が作られる中でもひときわ目立ったものになりますし、着なくなってしまったもので画像として残すことができるので、定期的に振り返ることができます。まさに、出産祝いのプレゼントとして最適なのではないでしょうか。
他の出産祝いと差別化ができる
出産すると、友人や親戚、職場関係などからたくさんの出産祝いをいただきますが、定番のベビー服や名前が入ったグッズ、話題のおむつケーキにブランケットなど、たくさんのお祝いをいただくことになります。
どれも、もらって嬉しいものばかりですが、お揃いのアイテムは、見栄えが良いことから他の出産祝いと差別化できるというメリットがあります。せっかく贈るのなら記憶に残るものをという人にはまさにぴったりのプレゼントなのです。
お揃いアイテムを選ぶ時の注意点
お揃いアイテムは、もらって嬉しいプレゼントのひとつですが、選ぶ時に気をつけなければいけない点があります。
ジャストサイズではなく少し大きめ
赤ちゃんは日々成長していくので、ジャストサイズではなく、少し大きめを選ぶのがポイント!
ゆったりしたものもかわいいので、性別と月齢を考えて選ぶようにしましょう。
赤ちゃんの月齢とサイズはこちらの表をご覧ください。
月齢 | サイズ |
新生児 | 50 |
3ヶ月 | 60 |
6ヶ月 | 70 |
12ヶ月 | 75 |
すぐに使って欲しいなら新生児~3ヶ月でサイズは50~60のものを。少し落ち着いてから使って欲しいなら6ヶ月~12ヶ月用で、サイズは70~75を選ぶなど、サイズ選びも重要です。
流行に左右されないシンプルなもの
赤ちゃんと産後のママ向けのアイテムを選ぶ際には、どんなシーンでもOKなように流行に左右されないシンプルなものを選ぶようにしましょう。
色やデザインも他のアイテムと合わせやすいよう、ベーシックなものを選ぶと喜ばれます。
洋服なら無地やボーダーなどが便利ですし、男の子と女の子では色や柄の選び方が変わってくるので、長く使えるという視点で選びます。
素材選びも大事
赤ちゃんの肌はデリケートなので、素材選びも重要です。
汗を吸ってくれる吸水性の高い麻やコットン、そして低刺激で無添加なものや口に入れても害のない素材を選ぶのがポイントです!
肌触りの良さや洗濯した後の乾きやすさ。さらに、汗をかいても通気性が高いものや冬は乾燥から肌を守ってくれる保湿性が高いものなど、チェックするポイントはたくさんあります。
まずは何を贈るのか、アイテムを決めた上で、赤ちゃん用をチェックしてみましょう。
出産祝いにおすすめのお揃いプレゼント10線
お揃いのプレゼントを選ぶ際にはチェックしなければいけないポイントがあることが分かりました。ここからは、具体的におすすめしたい商品をアイテムごとにご紹介していきたいと思います。
Tシャツ
お揃いの定番として人気があるのが、季節を問わず着られるTシャツです。白地にワンポイントが入っているものならさりげなく親子でリンクコーデが楽しめますし、同じ色で統一してもいいですし、色違いもおすすめ。
Tシャツならお散歩で近くの公園まで遊びにいく時に着ていけますし、家族でお揃いなら、すぐに見つけられるので便利!
Tシャツの選び方は、色と柄、そしてサイズを確認して家族で着られるものを贈るようにすると喜ばれます。
親子コーデデビューをしたことがない、第一子の誕生祝におすすめです。
パーカー
オールシーズン着られるTシャツに対して、秋口に重宝するのがパーカーです。公園に遊びにいく時やお買い物など、ちょっとそこまで出かける時に着れば防寒対策に。赤ちゃんの着替えは手間がかかるので、ボタンを締めないパーカーは必須アイテムなのです。
ダウンやコートを着させるほどでもない時は、着脱簡単なパーカーは寒さ対策に便利ですし、ファストファッションなら、色やサイズのバリエーションも豊富!パパも一緒に親子コーデができます。
ルームウェア
親子お揃いで出かけるのは最初の一歩は勇気がいるものです。そんな相手の性格も踏まえた上で、親子コーデの楽しさを伝えたいなら、自宅で楽しめるルームウェアを贈ってみましょう。
生まれてすぐは外出できませんし、母体が元に戻るまで自宅で過ごすことが多くなります。パジャマから着替えて部屋でリラックスして過ごせるよう、トレーナーやロングTシャツ、ワンピースにチュニックなどゆったりと着られるものを赤ちゃんとお揃いでプレゼントするのもおすすめです。
外に出られない分、お部屋でゆったりと過ごしながら子育てできるよう、ブランド物も視野に入れて選んでみましょう。
パジャマ
生後3ヶ月頃になると動いたものを目で追うようになってきます。赤ちゃんの目が見えるようになると、お揃いのパジャマで過ごす時間は親子のスキンシップタイムになります。
赤ちゃんが喜ぶキャラクターや動物がモチーフになっているパジャマをプレゼントしてみましょう。プリントされた柄に赤ちゃんが反応するようになったなど、嬉しい報告が聞けるかもしれません。
靴下
次は靴下についてです。靴下は自宅でも外でも活用できるアイテムなので、何足あっても便利!
おしゃれは足元からという言葉があるように、個性を主張し過ぎない靴下は、親子コーデの楽しさを教えてくれるアイテムになります。
赤ちゃん用の靴下のサイズの目安はこちらです。
新生児~3ヶ月 | 7cm~8cm |
3ヶ月~6ヶ月 | 9cm~10cm |
6ヶ月~1歳 | 11cm~12cm |
赤ちゃん用の靴下は、メーカーによってサイズが異なります。月齢を目安にして、少し大きめを贈るようにしましょう。
靴
「出産祝いで靴は早いのでは?」と思うかもしれませんが、歩き始める前から履かせることで靴に抵抗を示さなくなるというメリットがあります。また、靴はすぐに小さくなってしまうことから、出産祝いでもらって嬉しいプレゼントにも選ばれています。
出産祝いで靴を贈る場合、履かせやすいもの、そして伸縮性の高いものを選ぶのがポイントです。特におすすめは、スポーツブランドのベビーシューズです。小さなロゴがアクセントとなり、お出かけやお散歩も楽しみになること間違いありません。
サイズは、歩き始める1歳前後に履ける13cm~14cmが目安になります。メーカーによってサイズや仕様が異なるので、店舗で出産祝いであることを伝えて相談してみましょう。
バッグ
赤ちゃんが生まれるとおむつにミルクなど、細々とした荷物が増えるのでマザーズバッグに収納して移動することになります。バッグは何個あっても便利なので、シーンに分けて使い分ける人も多いものです。
そこで、公園用やお散歩用の小さなバッグもあると便利なので。トート型のバッグや斜めかけのポーチなど、サブとして使えるバッグをプレゼントしてみましょう。
生地やデザインが一緒で、ママ用は両手が開くリュックタイプ、子供は斜めかけのショルダーにしてもおしゃれです。マイバッグを持ってお出かけが楽しくなるようなものを選んでみてください。
ヘアアクセサリー
赤ちゃんの髪の毛はふんわり柔らかいので、髪をとかして結ぶのが好きというママも多いものです。これは女の子に限らず男の子でもチャームポイントになるので、ヘアゴムを使ってヘアスタイルを変えてあげるという人もいます。
そんな赤ちゃんの髪の毛に使う、ゴムやシュシュなどのヘアアクセサリーをお揃いのアイテムとしてプレゼントしてあげましょう。
赤ちゃんの髪は細くて繊細なので、大人用のヘアゴムでは痛がることも。そこで、簡単に髪の毛が止められるベビー用のヘアクリップとママ用に顔周りが華やかに見えるシュシュをプレゼントしてあげましょう。
帽子
出産祝いの定番である帽子も、いくつあっても便利なアイテム。赤ちゃんは想像以上に汗をかくので一度使ったら洗って清潔に保ちたいものです。そのため、洗い替えの帽子は喜ばれるのでプレゼントにおすすめ。
ロンパースとお揃いでもかわいいのですし、赤ちゃんとママの帽子がコーディネートされていたらおしゃれ上級者に見えます。
帽子は春夏と秋冬で機能が変わってくるので、春夏用はUVカットが施されているものを。秋冬用は防寒対策ができる暖かい素材をチョイスします。そして洗濯しやすいものを選ぶようにしましょう。
親子でコーディネートできる帽子には、ニット帽にキャスケット、キャップなど種類も豊富です。同じ色で合わせてもいいですし、ママをベースに考えると他のファミリーと差別化できるようなおしゃれなプレゼントになります。
赤ちゃん用の帽子のサイズはこちら
新生児~生後3ヶ月 | 40cm~42cm |
3ヶ月~6ヶ月 | 44cm~46cm |
6ヶ月~12ヶ月 | 46cm~48cm |
赤ちゃん用の帽子を選ぶ際には、月齢を目安に大きめを選ぶようにします。そしてお揃いでママの帽子を添えてプレゼントしてあげましょう。
マグカップ
親子のお揃いはお出かけだけとは限りません。ちょっと先になりますが、赤ちゃんがコップを使って飲み物を飲めるようになる、生後7カ月頃から使えるマグカップもおすすめです。
ママと同じマグカップを使うようになると、食事に対しての興味も増しますし、楽しい空間を共有するのは親子のコミュニケーションにつながります。
動物や食べ物など、子供が自分のものだと分かる柄を選び、お揃いで家族の分を購入してプレゼントしてあげましょう。
出産祝いを贈る時の注意点
おすすめの出産祝いをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?「あの人にはこれが合いそう」というものがあったらさっそくチェックして準備をはじめます。でも、せっかく買っても出産祝いを送る時期がずれていたらせっかくのプレゼントが台無しになってしまいます。ここで改めて出産祝いのプレゼントを渡すマナーについて確認していきましょう。
プレゼントを渡すタイミング
出産祝いを贈るタイミングは、生後7日から1ヵ月までの間に贈るのがマナーとされています。
しかし、出産の状況によっては生後7日で退院できない場合もあるので、退院の連絡を聞いてから贈るのが無難です。
早すぎても遅すぎても失礼にあたるので、赤ちゃんが生まれる予定日が分かっているのなら今のうちから用意しておきましょう。
出産祝いのプレゼント金額
出産祝いは、現金をお祝いとして渡す場合と、プレゼントを渡すケースがあります。どちらの場合も相手との関係によって金額が変わってきます。
友人の場合は5,000円~10,000円前後
仕事関係ならプレゼント代が10,000円前後というのがひとつの目安となります。
どのような関係なのかで金額が変わってくるので、贈る相手に失礼のないように金額の目安も確認しておきましょう。
まとめ
いろいろなプレゼントをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?あれこれ悩む時間も楽しいものです。出産祝いのプレゼントを贈る際には「御祝い」や「祝 出産祝い」ののしをつけることをお忘れなく。悩んで選んだプレゼントはきっと喜んでくれることでしょう。