出産祝いにベビー用品を考えているけど、アイテムが多すぎて決められない。という人も多いのではないでしょうか。せっかく贈るなら喜んでもらいたいですし、実用的なものを贈りたいと思うものですよね。そこで、出産祝いのプレゼントの選び方とおすすめのベビーグッズをご紹介したいと思います。
出産祝いの選び方
出産祝いの選び方にはいくつか注意点があります。ポイントは5つ。
- ベビー服は生後6ヶ月以降に着られるもの
- 半年先の季節も考慮して
- 実用的なものが喜ばれる
- 赤ちゃんの性別を意識して選ぶ
- 記念グッズや名入れギフトもおすすめ
まずは、ベビー服についてです。
新生児用の洋服はあらかじめ用意されていることが多いため、ベビー服を贈るなら、サイズは生後6ヶ月以降に着られるものを選ぶようにしましょう。
サイズは70(生後6ヶ月~12ヶ月)で身長が60㎝~75㎝、体重が9㎏となります。1歳前後まで着られるので長く来てもらえるというメリットがあります。
また、サイズと同様、季節も考慮しなければいけません。半年先の季節を考えると、半袖にするかそれとも長袖にするかが決まってきます。
生まれた月と、半年先の季節のイメージは下記の表をご覧ください。
生まれた時期 | 半年先の季節 |
春生まれ(3月・4月・5月) | 秋(9月・10月・11月) |
夏生まれ(6月・7月・8月) | 冬(12月・1月・2月) |
秋生まれ(9月・10月・11月) | 春(3月・4月・5月) |
冬生まれ(12月・1月・2月) | 夏(6月・7月・8月) |
春に生まれても半年先は9月以降になるので、洋服の選び方も変わってきます。サイズと季節をイメージして選ぶようにしましょう。
出産祝いのプレゼントは種類が多いため、華やかなものに目がいってしまうものですが、子育てに直結する実用的なものが喜ばれます。赤ちゃんが毎日身につけられるようなスタイや靴下、タオルなど、定番のものも候補に入れてチェックするようにしましょう。
また、男の子の場合と女の子の場合とでは、ママが欲しいものも多少変わってくるものです。選ぶ色合いも違ってくるので、性別を聞いた上で選ぶようにすると良いでしょう。
赤ちゃん用のアイテムは洋服や身につけるものだけとは限りません。記念になるギフトは少し落ち着いた時に振り返ることができるので、特別感が増す記念グッズや名入れギフトもおすすめです。
喜んでもらうためには、配慮すべき点がありますが、これらを踏まえて、どのようなプレゼントがおすすめなのか具体的なアイテムについてご紹介したいと思います。
おむつケーキ
赤ちゃんが毎日使うものの中で一番実用的なものがおむつです。そんなおむつとスタイ、おくるみやおもちゃなどをカスタマイズしてプレゼントできるおむつケーキは、出産祝いのプレゼントとして非常に人気があります。
予算に応じて選ぶことができますし、おむつを買ってきて100均の材料で手作りすることもできます。
市販のものなら1段でシンプルなおむつケーキなら3,000円程度で購入できるので、出産祝いのプレゼント以外のプチギフトとして利用している人もいます。
実用性があり人気も高いおむつケーキをチェックしてみましょう。
スタイ
赤ちゃんのよだれかけは、よだれが出始める生後3ヶ月頃から使い始めますが、月齢を問わず、ファッションの一部として楽しめる多種多様なスタイが販売されています。
形も定番のU字型に丸型、そしてバンダナ風の逆三角形などがあり、カラーバリエーションも豊富。
素材はというと、吸収力が高いダブルガーゼにタオル地の他、凹凸があり濡れても汚れが洋服につきにくいワッフル生地や、伸縮性があるニット地などがあります。
色違いで1週間使えるように7色セットでプレゼントしてもいいですし、素材にこだわったオーガニックコットンのセットや、お出かけ用に高級感があるものやカラフルなものを贈っても喜ばれます。
1日に何度も取り換えて洗濯するので、洗い替えは何枚あっても重宝するので、スタイのセットも必見です。
ベビー用パーカー
ベビーカーでお散歩にいく時に、ブランケットだけでは肌寒いという場合もあります。そんな時に便利なのが、赤ちゃん用のパーカーです。体温調節に便利ですが、1枚上に着ているとおしゃれ感もアップします。
選び方はというと、1歳前後に着られる80㎝がおすすめです。パーカーは前開きになっており、着脱が簡単なもの。そして洗濯ができて、1年後に着ることを想定して、季節に合った素材を選びましょう。
キャラクターがプリントされたものや、ワンポイントのロゴが入ったスポーツブランドなども素敵なプレゼントになります。
パーカーを使って親子コーデをする人も増えているので、お出かけするのが楽しみになるようなかわいいものを探してみましょう。
帽子
ベビー服とセットで贈ることが多い赤ちゃん用の帽子ですが、紫外線対策や防寒用など、季節に応じた帽子が多数販売されています。
小さな帽子を被った姿はキュートですし、洋服とコーディネートできたらお出かけも楽しくなるのではないでしょうか。
出産祝いで帽子をプレゼントする場合、少し大きくなった生後6ヶ月以上に被れるもものを選びます。サイズは、45㎝が目安です。
ハットやベレー帽、キャップやニット帽などは、赤ちゃんがよりかわいく見えるアイテムになってくれることでしょう。
帽子を被るのを嫌がってしまう子もいるので、春夏用と、秋冬用をセットにして贈るのもおすすめです。
夏、冬共に帽子はなくてはならないアイテムになるので、どんな洋服でも合わせやすいシンプルなものをチョイスしてみましょう。
ベビー靴下
赤ちゃん用の靴下は、赤ちゃんの体温調節として使用する以外に、お出かけ用やおめかししたい時におすすめのアイテムです。
ベビーカーで出かける時や、抱っこ紐で買い物という時にも、靴下を履かせてあげれば、足元を寒さから守ってくれます。
赤ちゃん用の靴下は、サイズが小さくてかわいいので、履かなくなった靴下をクリスマスのオーナメントにする人や、ペンケースにリメイクする人も増えています。
靴下の選び方はというと、赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、オーガニックなものなど、素材に配慮したものを選びます。そしてジャストサイズは、赤ちゃんの足を締め付けてしまう可能性があるので、大き目なものを選びます。
長さはくるぶし丈ではなく、少し長めの方が脱げにくくなるので長さも意識しましょう。そして足の裏に滑り止めがついているものが理想です。
サイズは、生後6ヶ月で9㎝~10㎝程度が目安となります。メーカーによってサイズが異なります。月齢をチェックして買うようにしましょう。
男の子なら、ブルーやグリーンといった爽やかな色合いをチョイスしてもいいですし、女の子なら花柄やレースなどガーリーな靴下もかわいいのではないでしょうか。
フード付きバスローブ
赤ちゃんのお風呂は大忙しです。お風呂から上がったら湯冷めしないよう手際よく拭き取らなくてはいけません。でも、月齢が上がると動き回って拭き取れないということも少なくありません。
そんな時におすすめなのが、フード付きのバスローブです。
お風呂から上がったら広げておいたバスローブの上に寝かせてそのまま拭くだけ。ササっと拭いてバスローブのようにまとわせたら、拭く手間がかかりません。
フードがついているので濡れた髪を拭くこともできます。
フード付きのバスタオルは、実用的なアイテムとして非常に人気があり、季節を問わず1年中使えることから、特に喜んでもらえる出産祝いになります。
ベビー用のバスローブの選び方はというと、ボタンで留めて着られるポンチョタイプがおすすめです。サイズフリーが多いので、3歳前後まで長く使うことができます。
お風呂上りに使うものなので、通気性が高い素材でなおかつ吸水性や速乾性などの機能があるものなら、非常に実用的なプレゼントになります。実店舗で実際に手に取り肌触りを体験するのが一番ですが、難しい場合は、商品情報をチェックした後、レビューを見て総合的に判断します。
いろいろな素材の特徴を見比べて、使ってみたいと思うものをプレゼントしてみてください。
タオルギフト
タオルの詰め合わせは、毎日の生活になくてはならない実用的なプレゼントのひとつです。赤ちゃん用として使う場合、口周りや体を拭く以外にもお昼寝用のタオルケットとしても活用できます。マザーズバッグに1枚入れておき、外出先の不測の事態にタオルを活用するという人もいるほど、使う目的を選びません。
そんなタオルを出産祝いにプレゼントするなら、肌触りが良く上質なもの。そして持っていると気分が上がるようなワンランク上のものをプレゼントしてあげましょう。
タオルギフトを選ぶ際には、肌触りが良いもの。素材にこだわって作られているもの。そしてセットで贈る場合には同じブランドでサイズを変えてギフトにしてもらいます。
タオルは毎日使うものですし、何枚あっても重宝するので肌触りと素材に着目して長く使い続けられるものを選ぶのがポイントです。
ウェイトドール
出産祝いのプレゼントには、記念となるものも人気があります。その中でも特に注目されているのが、出生時の体重と同じ重さで作られたぬいぐるみを贈るウェイトドールです。
ぬいぐるみのベースとなる動物が選べますし、生年月日や名前を刺しゅうしてくれるサービスもあります。
インテリアとして飾るのも素敵ですし、数か月後、数年後にウェイトドールを持ってみると出産当時が思い出し感慨深いものがあると言われています。
赤ちゃんの出生時の身長や体重、そして名前を聞くことができるなら、ウェイトドールも選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
■手形・足形
生まれた時の思い出を形に残すプレゼントのひとつに、手形と足形があります。
粘土で形を取って乾かすタイプが主流でしたが、赤ちゃんの手を粘土につけるのは意外と難しいもの。つけた後に手が汚れるので、拭かなくてはいけません。
そんな作業を軽減し、手形・足形を半永久的に残すプレゼントがあります。
それは、カタログギフトとして贈り、スマホのカメラで撮った画像をスタッフが仕上げ、希望の素材(大理石・アクリル・タイルetc.)などに仕上げて自宅に郵送するというものです。
これは、申込書や説明書、商品の完成イメージがセットになったもので、受け取った人が自分のタイミングで申し込むことができます。何度も手形を取り直すことや、赤ちゃんの手についた汚れを拭き取る手間がかかりません。
パッケージ化された商品なので、簡単だけど思い出に残るギフトとして注目を集めています。
記念に残るものをプレゼントしたいけど、目新しいものを探しているなら、手形・足形をもらった人がカスタマイズできるセットをプレゼントしてあげましょう。
名入れ絵本
絵本を読めるようになるにはまだ少し時間がかかりますが、パパとママも喜ばせてあげられるのが、赤ちゃんの名前が入った絵本です。
名前入りの絵本といっても、いろいろな種類がありますが、おすすめは、赤ちゃんの名前と誕生日、身長と体重などを記入して作成してもらうものの他、もらった人がストーリーを選べるカタログギフトです。
テンプレートに赤ちゃんの名前が入ったオリジナルの絵本も素晴らしいプレゼントになりますし、もらった人が選べるというのも素敵なプレゼントなのではないでしょうか。
世界にひとつだけの絵本は、家族で読むことが楽しみになることでしょう。
積み木のおもちゃ
赤ちゃん用のおもちゃは、何個あっても嬉しいものです。特に知育玩具と呼ばれるものは、月齢と共に遊び方が変わり、子供の成長が実感できるので、出産祝いとして人気があります。
おもちゃを贈りたいけど、何を選んだらいいのか分からないという人は、木のおもちゃの中でも定番の積み木をチェックしてみましょう。
積み木は、並べて遊ぶ、上に積むという単純な作業ですが、集中力や想像力を養うことができます。親子で一緒に遊ぶことができ、いろんな遊び方ができます。
シンプルだけど奥が深い積み木は、出産祝いのプレゼントには最適ですね。
まとめ
赤ちゃんに贈るプレゼントの選び方とおすすめをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?実用的なもの、そして思い出に残るものと何を軸にするかで選び方は変わってきます。ひとつに絞らず、複数の候補をチェックして比較してみると、それぞれの良さが見えてくるので、気になったものから掘り下げて探していきましょう。
ライター:yuyumi